友達(Y)の彼女が亡くなったのは、俺らが高1のとき。
でもオーストラリアへ1年間の留学を数週間後に控えていた自分に「心配をかけたくない。」と気遣って、Yは何も俺に報告してくれなかった。
今思い出してみるとしばらく高校で顔を見なかった時期があったけど、それにも気付いてやれなかった。
オーストラリアへ渡って半年が過ぎた頃、久しぶりにYとメールした。そしてそのとき初めて彼女の死を知らされた。
あまりにおどろいて、急いで国際電話をかけて話を聞いたんだけど、Yが一番辛いときになにも力になれなかったのがすごく悔しくなったのを覚えてる。
日本帰ってきてYの彼女の一周忌の前に、いままで何もできなかったかわりにと言っちゃなんだけど、Yに歌詞を提供してもらいこの曲を書いた。
今まで公開してこなかったけど、Yの想いが沢山詰まった曲なので是非聞いてやってください。